城南1丁目から洪水が発生すると―― |
城南1丁目付近から溢れるとどうなるか? 国土地理院の地図から、鞍月用水に沿って標高の数字を拾い、高い順に並べてみた。これが犀川からもし洪水が起こるとしたら、一番可能性の高い姿である。かなりリアルに洪水の流れが分かってくる。 鞍月用水と大野庄用水に沿って洪水が拡大していくのがわかる。
駅西50m道路に到達した洪水は、河川管理をする県庁へ向かうはずなのだが、如何せん、このあたりまでくると金沢中心部そのものが遊水池となって、おそらく影響はなく、安全であろう。 県の幹部は、庁舎の上から、金沢市内の洪水を眺めていることであろう。 河川課の多くの職員は前日から泊まり込み、あるいは堤防補強のため現場に出かけているだろう。残る職員は、必死に電話にかじりついて情報をとっているだろう。 若い力のある職員は、金沢市の職員と一緒になって、土嚢を積み上げているかもしれない。 辰巳ダム建設を治水の前提と考えているから、今すぐやらなければならない河川改修が全部ストップしている。辰巳用水の文化財指定の動きも起こらない。都市水害対策も進まない。全ての悪の権化が辰巳ダム建設のようである。 ★位置関係が分からない方は、こちらを参照 鞍月用水と大野庄用水の簡単な図解であるが、この図にミスがある。大野庄用水の取水口は、犀川大橋下流100mのところにある。上流1000mに三箇用水堰を作り、水路で取水口まで落としている。 ★こちら → 【鞍月用水と大野庄用水の簡単な紹介】 この資料は、【石川県土地改良事業団体連合会】 のページにある。 HPを請け負った業者のミスだろうが、連合会のおじさん達はホームページなんて見られないから誰もミスだと気がつかない。これまた楽し (^○^) |