更新2003.2.18
平成の市町村合併を考える
情報・ご意見をお寄せ下さい。
全国の市町村数総計が3229。これを、2005年までに1000にするという。交付金というエサがたっぷり用意され、全国で「平成の市町村合併」の嵐が吹き荒れている。
石川県でもしかり。奥能登から白山麓までが揺れている。金沢市長も「大きいことはいいことだ」と野々市に猛烈アタック。金沢市に取り込もうと、丁々発止、ノー天気な持論を語っている。どう考えてもおかしい。
野々市町は4万余の人口があり、合併すれば一挙に50万を超える。しかし、野々市町は、独立した市への展望をもっていて、金沢市長からの申し入れを断り続けている。
なかなか思い通りに進まないので、何を錯乱したか、金沢市長は、白山麓5村へも合併の申し入れ。歴史も文化も金沢と違うこの合併話には、さすがに、誰も白けてしまっている。
「いやだいやだ」という野々市町を追いかける姿は、まるでストーカー。無様である。
現在、全国で2026の市町村が合併のための協議会や研究会を作っており、全体の市町村数の62%を超えるという。福島県矢祭町(やまつりまち)のように、町議会全会一致で反対決議をしているところもあるのだが……。
矢祭町ホームページ:http://www.town.yamatsuri.fukushima.jp
こうした、主に政府や行政から発せられる合併話をどう考えたらいいのか? 市民として問題意識を持つ必要はないのか?
「大きいことはいいことだ」という呑気市長に対して、逆に「小さいことはいいことだ」と声を挙げたいのだ。市町村の歴史は、それぞれ重いものをしょっているから、合理的な説明が必要だろうし、また、戦後吹き荒れた、「昭和の市町村合併」の検証も進めたい。
このページでは、「平成の市町村合併」を市民感覚から検討したいと思い、資料集として掲載していく。
以下、準備中。(情報をお寄せ下さい。渡辺 寛@ナギの会)
《 資料集 》
政府の動き
自治体の動き/石川県内の動き
野々市町長は説得力があるぞ。両市の主張紹介
内灘町も頑張っているぞ。町長答弁を紹介
金沢市のおごり/3自治体の主張から考えてみた
必見◆ 評論・佐賀と太良(地域の暮しと経済、政治を考える)
自治体職員の動き
市民の動き/情報
住基ネット問題がわかるリンク集
トップページにもどる / メールをどうぞ
|