新設:JR橋付近の危険箇所を考えるページ

もう一つの隠されているネック「犀川JR橋」

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掲載 2006.10/7

鞍月用水堰上流(城南地区)が、犀川最大の治水上のネックであることは、市民の指摘で県も認め、対策工事が計画されている。
しかし、実はもう一つの大きなネックの存在がわかってきた。犀川に架かるJR北陸鉄道の鉄橋(JR橋)周辺である。
左岸(本江町)の堤防が、対岸(大和町)より、2 m ほど低い。県の河川カルテ(危険箇所)にも記載されていない「隠されたネック」である。

河川整備原則?に従って、市内の人口密集地側(大和町)を守るため堤防をかさ上げした結果、相対的に左岸(本江町)が低くなったと考えられる。
しかし、本江町やその一帯に住宅が貼り付き、市内中心部と変わらない状況になった現在、放置されているのはおかしい。
しかも、昭和47年から始まった、犀川中小河川改修事業で整備が終わったはずのところである。

犀川の状況をすべて把握、検討して「犀川水系河川整備計画」が決められなければなかったのだが、このJR橋付近の危険箇所は、委員会(玉井信行委員長)で一度も議論されていない。委員の専門家は知っていても知らんぷりをしていたわけだ。

このJR橋ネックは、簡易的な計算で、流下能力は1000m3/秒をかなり下回る。平成10年7号台風時の水位は左岸堤防スレスレだった。この時の流量は400m3/秒前後だと思われるが、公式の報告書では1750m3/秒以上の流下能力があるとされている。
このとんでもない4倍もの数字の乖離! いったいどうなっているのか? この裏に何があるのか?
このページを表紙に、JR橋ネック問題をまとめていく。


資料では JR橋 左岸堤防が174cm低い(資料あり)
不思議なJR橋付近 堤防差は185cmもある(写真あり)


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