掲示板にKAZさんから次のような投稿があった。
渡邊さんの測定は、「鉄橋を水平の基準として計った。」とあるが、そもそも鉄橋が水平であるか疑問である。
―― 2006/10/05(Thu) 22:53:14 【詳細は、掲示板No.166】
この投稿に、次のコメントを書いた。
KAZさんの「JR橋が水平か疑問」とのご指摘。
まずはこの確認が科学的検証には必要です。そのとおりですね。
ま、今回は、視覚的にわかりやすく紹介したので、仮の計測数字です。
では、過去、県の資料でどのような数字が出ているか?
平成6年、セントラル航業が県の委託で測量をやっています。
周辺の数字があります。
――――――――――――
測点 7200(河口から7.2km)
j河床高 6.26
堤防高
左岸 12.62 (174cm低い)
右岸 14.36
――――――――――――
測点 7250(河口から7.25km)
j河床高 8.10
堤防高
左岸 12.90 (99cm低い)
右岸 13.89
――――――――――――
JR橋は、No.7230です。この周辺で、174〜99cm も左岸が低い。
河床が1.84m高くなっているのは、橋脚の土台のためで、JR橋直下と上流は極端に河道断面積が小さくなっています。
こうしたことが過去の調査資料から見えてきます。
この調査資料には、後背地盤高(民家側標高)なども出ていますから、いろいろなことを読み取ることができます。
なぜこんなネックが残っているのか?
いま、考えているのですが、河川整備が途中で放棄されたらしい。
鞍月用水堰上流と同じような現象があるのですね。
2,3日後、ホームページに紹介します。
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掲載写真は、金沢市民芸術村前の道路。高い堤防で守られています。対岸は174cm低いから、ここは絶対に安全だということになります。
―――渡辺 寛 2006/10/06(Fri) 13:48:50
県の資料を掲載しておきます。(JR橋周辺のみ切り取り)
石川県の委託で、(株)セントラル航業が調査。
平成6年度作成/名称:犀川中小河川改修工事
縦断図
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