県から回答書
1998_3_10
3月3日に回答をお願いしていたが、3月10日付けで課長名で回答書が自宅に送ら
れてきた。以下のものである。
情けない回答である。質問に答えていないのである。
回答についての批判は「回答へのコメント」として発表した。
経過は、「私の情報公開ものがたり」にまとめてある。
【関係資料】
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--------------------------------------------------------------------- 河開第207号
平成11年3月10日
金沢市北間町ハ7番地
渡辺 寛 殿
石川県土木部河川開発課長(印)
辰巳ダム計画について(回答)
平成11年2月22付けで質問等のあった標記について、下記のとおり回答します。
記
1 年平均被害軽減額は、当該河川の治水施設整備水準に対する将来に渡る年平均
想定被害額と辰巳ダム設置後のそれとをもとに算出しているものであって、既往
災害額から算出するというものではない。
2 犀川ダムは、昭和27年、昭和28年の大洪水を契機として昭和35年に事業
に着手した。
その後、昭和36年、昭和39年に大洪水が発生し、早急に治水対策を進める
必要が生じたことから、浅野川を含めた犀川水系全体の治水計画を策定し、当時
建設中の犀川ダムとの整合性を確保したうえで、昭和42年に内川ダムの事業に
着手した。
辰巳ダムは、犀川流域における昭和40年代後半からのめざましい地域開発に
対応するため計画されたものであるが、その際犀川ダムや内川ダムなど犀川水系
の既存の治水施設との十分な整合性を確保しているものである。
3 工事実施基本計画以前の内川ダム建設については、洪水が頻繁に発生したこと
から緊急的に着工したものである。
4 犀川ダム及び内川ダムの資料については、県の情報公開条例に基づき公開する。
5 資料等の管理・保存は、県の処務規定に基づき適切に処理する。
6 辰巳ダムは、犀川ダムや内川ダムなどの犀川水系の既存の治水施設との十分な
整合性を確保のうえ計画され、昭和58年から建設事業について国庫補助金の交
付決定を受けたものであるが、その際の事業内容が平成3年度に認可された「辰
巳ダム建設事業全体計画として確定したものであり、これが辰巳ダムに関する唯
一の計画である。
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