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ナギの会 掲示板
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■ 北陸中日新聞に…… 投稿者:渡辺 寛 [Home] [No.437] | |
浅野川下流の堆積のことが、今朝の北陸中日新聞1面トップの大きくニュースになりました。 記者がナギの会のホームページとこの掲示板を見て、実際に見てきての取材でした。 まさかこんなに大きく扱われるとは思っていませんでしたが…。 梅雨前で、出水期を間近にした警告として、北陸中日新聞の編集部は考えたのでしょう。実に的確な判断だったとおもいます。 県は、6月に河口の土砂を除去するとのことですが、河口とは大野川との合流点のこと。写真の場所は、河口から1km以上も上流で、昨年堤防決壊の前兆といわれるパイピング現象が発見された付近。 パイピング現象については、県は、「あの穴はモグラの穴で、パイピング現象ではない」として、放置しています。モグラにしろ植物の根にしろ、それこそ蟻の穴でも、そこから河川水、土砂が出ていれば、パイピング現象として決壊の危険性を考えなければならないのですが、県との癒着臭プンプンのアイ・エヌ・エーに依頼した900万円を使った堤防調査はいかがなものか? 行政に猛省を求めたい。 ―――渡辺 寛 |
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2009/05/16(Sat) 10:19:42 |
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Re:北陸中日新聞に…… 投稿者:KAZ [No.438] | |
川で遊ぶのは得意でも、川について良く解らないので教えて下さい。 新聞記事に書いてある県の意見 「河口付近の除去で当面は下流全体の負担を軽減できる。」 これはどう言う意味なのでしょうか?(「負担」って何を指しているのでしょうか?) 「問題ない!」と言い切ってる様に見えますが、どんな根拠があるんでしょうねぇ。 |
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2009/05/17(Sun) 22:24:12 |
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Re:北陸中日新聞に…… 投稿者:KAZ [No.439] | |
おっと!! 「軽減できる」とは言ってるが、「大丈夫」とは言ってませんね。 また、何か有った時は、「想定外の・・・」って言わなきゃならないもんね。 |
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2009/05/17(Sun) 22:26:48 |
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Re:北陸中日新聞に…… 投稿者:渡辺 寛 [Home] [No.440] | |
KAZさんようこそ。 「負担」とは、洪水に対する堤防などの防御能力への負担という意味ですね。 中流域で、土砂除去がほぼ計画どおり進んでいますから、昨年のような中流での河川氾濫はおそらくなくなるでしょう。 新聞記事の「河口付近の除去で当面は下流全体の負担を軽減できる。」というのは何を根拠にしているかわかりません。職員の戯言(たわごと)でしょう。 昨年と同じ洪水が発生したとき、洪水の全てが下流に押し寄せます。昨年はこの付近で堤防から50センチ程度まで水位があがりましたから、結果は誰でもわかること。堤防を越える「越流」が起きますね。 越流で怖いのは、堤防の田圃側のり面を徐々に削り、決壊を引き起こすことです。04年の福井市中心部(春日1丁目)では、越流が始まって10分で決壊しました。 (参照)新潟・福井水害から何を学ぶか http://nagi.popolo.org/dam/niigata_hukui/niigata_hukui.htm 浅野川の河口付近の土砂を除去しても、その上流1.3kmには全く関係ありませんね。逆に、ここで越流、氾濫が起きれば、河口付近の水位は下がり、東蚊爪町、八田町など河北潟の南部、東部一帯は大災害になりますが、内灘町や大野川周辺は安全になります。 というような構図が見えてくるのですが、いかがでしょうか? ■メモ(浅野川下流堤防決壊)―――――― 1964/昭和39年7月18日 前線豪雨 金沢津幡を中心に再び集中豪雨。金沢市をはじめ、加賀・能登一帯の河川は一斉に増水。浅野川では下流の4ヶ所で決壊、津幡町に津幡川の濁流が押し寄せた。死者8、家全壊52、床上浸水3,488。(『石川の土木建築史』石川県土木部) 昭和39年7月の金沢の記録では、48時間277mm、24時間249mm、時間31mmである。 |
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2009/05/18(Mon) 10:24:52 |
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