河内村で森林整備

河内村は98%が森林。
手取川の本流に沿って河岸段丘をつくり、縄文時代から集落が発達し、縄文遺跡も多い場所である。
その河岸段丘は、一時ゴルフ場計画もあったが、環境問題の高まりの中、村は計画を撤回。
河岸段丘の下流部の一部は住宅地として造成、上流部は森林として残された。
戦後進められた広大な杉の植林地は、全国の植林地と同様、輸入木材が入ると同時に
林業が成り立たなくなり、荒廃が進んだ。
一度手を入れた植林地は放置すれば、土砂流出などで災害の原因ともなる。
なんとかしたい……。
村の人たちや鶴来農林総合事務所からの要請が「Tree Tree」に届いた。
何度かの現地調査をし、「Tree Tree」の中心活動として3年計画を立てた。

【調査結果と整備方針】
「Tree Tree」にもどる


元は、こんなに密集した植林地でした。
20×20mの平均的な場所を選び、整備方針を決めました。
「調査結果と整備方針」参照下さい。

   
みんなの汗と気力、遊び心で、こんなに明るくなりました。
春には、カタクリのじゅうたんになります。


事前の調査と間伐枝打ちの実習をした。


間伐と枝打ちは後が大変。木材運びや枝の整理を進めた。

【調査結果と整備方針】
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河内森林整備