ホーム 現在のログを再表示 過去ログの閲覧 使用上の注意 管理室へ

ナギの会 掲示板

no.566への返信
※お名前:
 ※題名:  いたずら防止のため、この4文字を下の入力キーのところに書いてください
   URL:     ==>  ※入力キー   お手数かけます m(_ _)m
画像の添付は参照ボタンで指定して下さい(200Kバイト以下)
※編集・削除用パスワード    文字色
【 ※は必須項目です。パスワードは削除や編集に必要です。編集・削除は最下段からどうぞ 】
       

「無駄な公共事業」と「危険な公共事業」について   投稿者:KAZ  [No.566]
昔アメリカ経済が低迷していた時(大恐慌時代)、「ニューディール政策」として、「アスワン・ハイ・ダム」を造って、産業の巻き返しを行った(と、小学校・中学校で習った)。
でも、今になって調べてみれば、「アスワン・ハイ・ダム」ってエジプトに有るんだね。
ダムの存在はアメリカにとって、何の「利点」も「危険性」も無いんだよね。
今で言えば、「ODA」に政府が金出して「自国の業者が受注する」って言うマッチポンプ的な構造なんだね。
そう言う意味では、「無駄な公共事業」にもちゃんと意味が有ると言える。
(日本政府は、「ニューディル政策のトラウマ」にとらわれてるんじゃねぇ?)

でも、「危険な公共事業」って、どうよ?
「危険性」と、「公共性」・「経済性」が同じ天秤で比較するって、何かおかしく無い?

「大飯原発」が再稼働しちゃったよね。
「免振制御塔が無いから危険」と、言われていたのに再稼働しちゃいました。
再稼働の理由は「経済性」としか聞こえて来ません。(「地元の要請」とかなんだかんだ言ってるけど)

本来なら、「経済性」なんかより「安全性」が最優先課題なんじゃねぇの?
日本政府の「優先順位の考え方」がそもそもおかしいと思います。
「原発問題」にしても、「ダム建設問題」にしても、まったく同じ「優先順位の考え方」が適用されているとしか思えない!!(怒)
アホかっ!!
2012/07/07(Sat) 02:11:30

ちょっと誤解がありますね。   投稿者:渡辺 寛  [Home] [No.569]
ちよっとダムの名称で誤解があるようですね。
ニューディール政策とは、古典的な自由主義的経済政策を伝統としてきたアメリカが、1929年にはじまった世界恐慌を克服するため、1933年から行った市場への積極介入を行った政策ですね。
国家資金を投下してテネシー川流域開発公社(TVA)を作り流域でダム(フーバーダム)などの建設を中心とした総合開発。これによって失業者を大量に雇い、賃金を払い購買力を向上しようとしました。
2012/07/08(Sun) 11:14:52

アスワン・ハイ・ダム   投稿者:渡辺 寛  [Home] [No.570]
(前承)
アスワン・ハイ・ダムはエジプト政府がソ連の援助で1964年に完成したもので、ニューディール政策とは無関係です。

なおニューディール政策には様々な評価があります。
【参考】
フーヴァーダムはニューディール政策と無関係
 http://majo44.sakura.ne.jp/trip/vegas/veg03/04.htm

ニューディールは成功したのか
 http://www.systemicsarchive.com/ja/a/new_deal.html

アスワン・ハイ・ダム(吉村作治 「エジプト博物館」)
 http://www.yugakusha.net/study/yoshimura_egypt/200812/200812-1.html

(写真はアスワン・ハイ・ダム)
2012/07/08(Sun) 11:22:45

Re:「無駄な公共事業」と「危険な公共事業」について   投稿者:KAZ  [No.571]
ありゃりゃ?
「ニューディール政策」でアメリカ経済が大恐慌から復活した訳じゃぁ無いの?
「フーヴァーダム」も「アスワン・ハイ・ダム」も「ニューディール政策」と無関係なの?
2012/07/09(Mon) 23:19:12