2002.7.19
河北潟自然再生協議会設立総会へどうぞ
記念講演、松井三郎先生

河北潟周辺団体・個人で協議会が発足!
チラシの内容を紹介。ナギの会も参加します。

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河北潟自然再生協議会設立!
河北潟/自然再生へあらたなとりくみ!


●メインタイトル

 人と自然、農業と野生生物が共生する、河北潟の自然再生をめざして。

●よびかけ文
 干拓事業によって日本有数の大湖が、今わずかな水面が残る湖となった。
 防潮水門によって、淡水化され、生物の生息に大事な岸辺は、コンクリート、矢板護岸となった。
 かつて生息していた生物に大きなダメージを与え、生態系を破壊した。水質は悪化し富栄養湖となった。
 河北潟に親しみ、河北潟を愛し、深くかかわってきた多くの仲間たちが、いま、立ち上がった。
 かつての清らかな湖、そしてそこに生息していた、野鳥や魚など、多様な生物が生息できる、豊かな自然に、人と自然、そして農業と野生生物が共存できる潟湖の再生をめざし、取り組むことを固く誓い合い、ここに結集した。
 私たちは願う。さらに広範、多くの人たちが共に手をたずさえてくれることを――。

■日時 7月28日(日)午後1時
   金沢市駅西福祉保健センター3F(市の駅西保健所)
■記念講演 「世界と日本の湖沼がかかえる問題とその回復」
■講師 松井三郎先生

 (京都大学地球環境学大学院地球環境学堂・環境調和論分野 教授)
■プロフィール
 大阪府八尾市生まれ。高校時代淀川の汚染に誘発され、水質汚染防止を志す。金沢大学工学部助教授、京都大学工学部教授、環境質制御研究センター長、京都大学環境工学科教授…などを歴任し現職。世界湖沼会議コーディネーターやダイオキシン問題で世界的にも著名な活躍をされている。金沢大学工学部助教授時代の知人・友人も金沢に多い。

■理念
人と自然、農業と野生生物の共生をめざし、豊かな湖の再生、生きものがあふれ、自然とふれあえる河北潟へ
■内容は――
・直線とコンクリートの湖岸から植物と動物の育つ湖岸へ
・干拓地に潤いをもたらす遊水・湿地ビオトープの造成を
・流入汚濁の軽減と適切な底泥管理による水質の改善を
・きめ細かい水位管理体制の確立と将来の水門開放を見据えた研究の実施を
・野生生物と共存できる干拓地へ、有機農法、環境保全型農業への転換を
・適切な自然の活用により、憩いと遊びの場の創出を
・住民が主人公、自らが守る河北潟をめざし、持続的に活動しよう

■準備会に参加した団体(正式な参加は総会以後確認)
 石川県釣商組合金沢支部
 石川水の会
 エコプロセスエンジニアリング研究所
 大浦校下町会連合会
 金沢漁業協同組合
 金沢市校下婦人会連絡協議会
 金沢自然観察会
 金沢城北ライオンズクラブ
 金沢森本ライオンズクラブ
 (株)アメニテック
 河北潟湖沼研究所
 河北潟水質浄化ボランティアスタッフ
 河北潟レクリエーションクラブ
 河北郡婦連
 金城ふれあいカレッジ
 KFCふれあいクラブ
 湖南地区町会連合会
 
ナギの会
 七塚町勤労者ボランティアセンター
 ボランティアキャンプ
 森の都愛鳥会
 森下川を守る会
 ランカースナイパーズ
 
 (その他、個人参加。50音順)


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