緊急企画「犀川危険箇所現地視察」7月25日
緊急要請「
役立たない河川情報システム」7月20日


2004.7.19 掲載

◆新潟と福井の災害
 新潟の五十嵐川や刈谷田川が氾濫した(7/13)。福井県の足羽川が氾濫した(7/19)。
 いずれも堤防決壊が被害をもたらしたが、避難勧告の遅れが死者を出した直接の原因と報道されている。
 新潟豪雨の13日は、周辺情報を探し、掲示板に速報として載せた。福井の状況も含め、情報が膨大に飛び交い、原因が究明されるには、今少し時間が必要だ。
 福井新聞(7/19)による次の記事に注目。
 ――堤防は水位11.6メートルまであったが「計画水位より上は、水の波打ちを防止するために土が盛ってあるだけ。構造上いつ崩れてもおかしくない状態」(塚本課長)。そのもろい部分が決壊までの一時間半にわたって水圧にさらされたことになる。 ――とある。
  http://www.fukuishimbun.co.jp/topics.php?code=6836

◆金沢ではどうか?
 さて、目を金沢に向けて考えてみる。
 犀川と浅野川ではどうか? 「破堤」の危険性はないのか?
 もろい堤防はないか? 低い堤防はないか?
 住民が事前に洪水の状況を知ることは出来ないのか?
 こうして振り返ると、犀川や浅野川で同様のことが必ず起きると断言できる。低い堤防や老朽化した堤防がたくさんある。県の「水防計画書」によれば、次の箇所がAランクの危険箇所として指定されている。

 犀川――
  金沢市普正寺町〜高畠3丁目 4200m
  金沢市金石西1丁目〜普正寺 850m
  金沢市観音堂町〜二ツ寺町  1300m
  金沢市佐奇森町  400m
  金沢市観音堂町  300m
  金沢市城南2丁目〜城南1丁目 200m
  金沢市城南1丁目  500m  (今年度、新たに追加された箇所)

 浅野川――
  金沢市昌永町  80m

 上記、犀川の赤字部分 《金沢市城南1丁目500m》 が、これまでまったく表に出てこなかったが、辰巳ダム計画推進のために隠されてきた危険箇所であることが分かった。この部分は堤防の老朽化が進み、表面のコンクリートは各所ではがれ、草が伸びきっており、提頂の幅も1m余と、政令で定める4mの1/3 である。おそらく30分も洪水にさらされれば、確実に崩壊が進む。しかもこの付近が破堤すれば、鞍月用水堰に沿って、洪水が一気に金沢市中心部に達する。
 この問題は、すでに本ホームページでも指摘し警鐘をならしている。
◆流下能力に重大疑惑
◆鞍月用水堰の周辺

◆犀川の危険箇所、緊急現地視察 (辰巳の会と共催) 
 7月25日、午後2時〜
 集合:県児童会館前
 詳しくは、チラシ参照 《PDFファイル 500MB》


◆河川情報システムは機能しない!
 県に緊急申し入れ 7月20日、午前10時〜
 県が住民に河川の情報を伝えるシステムとして、河川情報システムがある。このシステムが機能するか、はなはだ疑問である。
 緊急にこの問題点を指摘し、県に申し入れることにした。
 県記者室にリリースしたものを掲載する。【こちらへ】