市民からの意見書を無視。ダムが最適と結論!
傍聴席から抗議!


2003.3.5 掲載

 3月5日、犀川水系河川整備検討委員会小委員(第2回)が開かれ、傍聴に行った。
 前回、委員から出された疑問点に、県から説明が延々と続き、淡々と議事が進んでいるように見えた。しかし終わってみると、委員は県からの説明をただ受けるだけ。県の資料そのものの根拠を尋ねることもあまりなかった。
 途中休憩。
 傍聴の中 登史紀さんが発言。「委員長、ちょっと質問がある。本委員会の委員長から、意見があれば書面で出してくれ、というから、私は意見を出した。私の意見は今までの議論の中でまったく触れられていない。これはどういうことか。無視するということか」と。
 委員長「この会は、傍聴者からの意見を議論する場ではない仕組みになっている」という趣旨の返事。中さんも「おかしい」と食い下がる。
 20分の休憩時間、中さんは自説を説明する。あっという間に時間がたつ。
 私からも、金沢市の工業用水問題を既設施設活用部分で考慮するよう要請した。
 議事再会。
 県から「利水条件を変えないことを前提とした既設施設を有効に使った後の治水案」を延々を説明。工業用水問題に全く触れられずに時間が進む。
 委員から県への質問も出てこない。
 午後4時半になる。「この委員会で、ダム案を最適なものとして本委員会に報告したいのだが……」と委員長がまとめようとする。
 私が手を挙げた。
「委員長、県の説明に犀川ダムの工業用水が触れられていない。上流に辰巳ダム一個分があいている。これは利水の話ではない。出てくる水の数字の前提の話。これを無視して結論が出せるはずがないではないか。工業用水が放棄されたら全く違う計画ができあがる……」と。
 審議中断。事務局担当の河川課中川課長から「傍聴者は発言できない……」「止めてください……」
 あまり大声で食い下がると、「退場!」「今後の審議は非公開!」と宣言されたら困るのでおとなしくした(^-^)
 こうしたやりとりの後、部会の結論として「ダム建設案が最適として本委員会に報告する」となった。
 まあ、大荒れ?の異常な部会であった。詳細は、後日テープを元に再現したい。しかし、今回の議事、ほとんど県の説明で、委員からほとんど意見らしいものがなかったから、文字になるだろうかわかりません。
 この会議をずっと聞きながら思っていた。「犀川ダムの使われない工業用水は必ず廃棄される。こうなったら今やっている議論はまったくゼロからやり直しになるのになあ……。家に帰ったら金沢市への監査請求の準備をすぐ始めよう。辰巳ダム問題のキーポイントは工業用水なんだ!」
 以上、簡単な報告です。後日の展開をお楽しみに(^-^)