金沢市の想定災害は「崖崩れ」


2005.2.20
2005.2.22追加

台風23号から見えてくる金沢市の対応

 04年台風23号がもたらした河川への出水は、最近にない大きなものであって、災害にならなかったのは幸いだったのだが、このとき直接災害への対応責任がある金沢市はどう動いたのか?
 検証のため、資料の請求をおこない、2月15日公開されたが、これら限定された資料からでも、災害、特に水害に弱い金沢市の姿が見えてくる。
 緊急連絡先などの資料からわかるのは、金沢市が想定している災害は主に「水害」ではなく「崖崩れ」であったことだ。

 ◆金沢市土木部の対応表
 ◆「大雨に対する待機報告書」(←追加更新)
 ◆県からのファックス等
 ◆消防本部の河川警戒資料(ポンプ車の記録)

 ◆参考:台風23号がもたらした犀川・浅野川の水位

 災害の原因の多くは、気の緩みである。最悪をイメージできないことである。危険箇所の存在に対して「これまで支障がなかった」と対策を放置してきた河川管理者(石川県河川課)に符合するかのように、主に災害を地震や崖崩れとしか想定していない金沢市の災害対策がある。
想定される浸水被害をシミュレーションしていても、住民を混乱させる、と公表しない。明らかな危険箇所に監視カメラも付けない。
「新潟・福井水害」の教訓をどう生かそうというのだろうか。