辰巳ダム建設へ土地収用法適用で強行突破

掲載 2006.3.25 日記(05.12.5)より整理し掲載

 30年以上前の辰巳ダム計画を石川県は土地収用法を使い、強行するという。
 突然新聞に石川県知事名の「公告」が発表された。
 また、報道によると21日、県議会の土木委員会が開かれ議論されていた。県は、土地収用法の適用を視野に手続をすすめ、一方、地権者との交渉も続けるという。「手連手札」とはこういうことをいうのだろうか? なかなか器用?なことであります(苦笑)
 とりあえず25日、土地収用法にもとづく事業認定のための説明会を開催するという。

場所:石川県文教会館
 日時:11月25日(金) 午後7時〜9時
 問い合わせ先:石川県辰巳ダム建設事務所 229-4556
       :石川県河川課ダム建設室 225-1739
◆県の記者発表資料

 犀川の河川整備を考える会と一緒に抗議に行ってきた
 18日、犀川の河川整備を考える会(中登史紀さん代表)と一緒に、抗議に行ってきた。なんせ、市民からの意見にまともに答えず強制収用なんて、前代未聞。◆抗議の様子は、犀川の河川整備を考える会のホームページ
 また説明会の前日、あらためて辰巳の会、犀川の河川整備を考える会、ナギの会共同で、「説明会は土地収用法を前提にするな」と抗議と要請を行った。

 【抗議の内容】――――――――――――
石川県知事 谷本正憲 様         2005年11月24日
兼六園と辰巳用水を守り、ダム建設を阻止する会
   代表 碇山 洋
ナギの会
   代表 渡辺 寛
犀川の河川整備を考える会代表
   中登史紀

辰巳ダム事業説明会開催に対する抗議および地権者への説明に関する要求書

 知事の名で、「事業説明会の開催公告」が新聞に掲載され、地権者には「犀川辰巳治水ダム建設事業の説明会の開催について」(辰ダム第651号)が郵送されてきています。
 この説明会は土地収用法第15条の14の規定によるものであると記されており、新聞報道によれば「用地交渉が難航していることを受け、県は土地収用法に基づき、ダム建設に必要な土地を取得する方向で検討に入った」(「北國」11月16日付)とされています。

 兼六園と辰巳用水を守り、ダム建設を阻止する会がよびかけて、私たちが水没予定地に土地を取得してからおよそ7年たちますが、地権者に連絡が入り始めたのは今年5月になってからのことです。多くの地権者は県職員との面談等に応じており、県側からの説明は始まったばかりで「用地交渉が難航」などという事実はありません。説明責任をほとんどまったく果たさないままに県民の財産を奪う強制収用に向かうことは、断じて許されるものではありません。

 私たちは今回の暴挙に対して厳しく抗議するとともに、下記のことを知事に求めるものです。

1.辰巳ダムに関して、土地収用法による用地取得を行わず、徹底的な説明責任の履行による地権者の合意獲得をめざすこと。

2.11月25日の事業説明会を中止すること。

3.説明会を開催する場合は、土地収用法と関係のない一般的な説明会とすること。具体的には、公告の「土地収用法第15条の14の規定に基づき、」、辰ダム第651号の「土地収用法(昭和26年法律第219号)第15条の14の規定により、」との文言を取り消すこと。

4.今後、地権者に対する説明には誠意をもってのぞみ、追加・補足説明や資料提出を求められたときは積極的に応じ、説明責任を果たすこと。

5.説明にあたっては、日程の押しつけやアポなし訪問など強権的かつ非常識な行為を改め、地権者の事情を優先すること。
                          以 上


◆辰巳ダムのページへ ◆トップページへ  ◆情報公開日誌へ